5年生の意地
2020.9.21 Bチーム秋季大会初戦
リーグが上がり、Bチームとして初公式戦となった秋季大会初戦。
対戦相手は前大会の優勝チーム。
初戦から決勝戦のようなマッチアップです。
Bチームの主力メンバーは5年生。
いつもはBチームとして活動しながらAチームの帯同もし、6年生不在時には下級生をまとめるというバランス感覚がとっても重要な万能感が求められる学年です。
ちょっとシャイで、まじめにひたむきに野球と向き合う姿には、他の学年とはまた違う魅力を感じます。
初回表に3点を先制され、相手チームの流れかと不穏な空気…
かと思いきや、ここで流れを持って行かせないのが5年生の意地。
裏にはヒットや好走、ナイスバントで2点を奪います。
3回終了時には1点リードで後半戦を迎える展開に。
普段のシャイな姿からは想像できないくらい大きな声で、声を枯らしながら仲間を鼓舞する姿。
仲間のミスを責めることなくみんなで援護しようとする姿。
前までは声かけもどこかぎこちなくて、ちょっと恥ずかしそうに一生懸命なところがかわいいなー^ ^なんて見てたのに、そんな彼らは今はどこにもいません。
いつのまにかこんなに立派に、チームが出来上がってきてるんだなとしみじみ感じました。
1人だけが一生懸命でもだめ。
仲間のミスを「あーあ、俺じゃなくてよかったー」なんて考えてるようでもだめ。
チームになるってとっても大変。
ミスで仲間の顔がみれない、どうしようって落ちそうになってる場面で、Bチームメンバーが掛け合う声は、とても優しく前を向かせるには十分なものだったと思います。
悔しい時こそ声を出せ!
思い通りのプレイが出来ず自分に負けそうな時に、ちゃんと自分で振り切った選手も、それができると信じて声をかけ続けたメンバーもとても立派でした。
結果は接戦の末、わずかに力及ばず敗戦。
でも、この試合で自分たちの武器もわかった。
課題も見つけた。
そんなBチームはきっとここからぐっと飛躍していきそうな気がします。
Bのみんなにはまだあと1年あるから^ ^
気がつくとあっという間の1年だけど、君たちをより強くいいチームにするには十分な1年だと信じてるから。
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