背番号を縫う
活動再開日に行われた年に一度のイベント。
新背番号の授与。
今年1年背中に背負う自分だけの特別な番号です。
初めて背番号をもらった子。
「この背番号、前に○○君がつけてたやつだ!」と先輩に思いを馳せる子。
これが都賀ジャガでの最後の番号となる子。
どの子にとっても大事な大事な背番号です。
さて、背番号を持って帰った選手たち。
母たちも年に一度のイベントです。
ユニフォームへの背番号の縫い付け作業です。
基本の縫い方は、肩の部分から掌を横に置いたくらい(はがきを横に置いたくらいって言い方も聞いたことあるかもです。)の間を空けて肩と並行になるように縫い付ける。
…というものなのですが、話を聞くとその家庭ごとのやり方があってなかなかおもしろいです。
背番号の付け替えがあるからスナップボタンで着脱できるように工夫してる!
取れないようにがっちりミシン縫い!
手縫いでもかがり縫いから波縫いまで縫い方もそれぞれ!
でも同じなのは、家事に仕事に忙しい中、その時間は選手のためだけにしっかりと作業をしているということ。
たかが背番号縫いとお思いの方もいらっしゃると思いますが、番号ごとに母っていろいろ覚えているものです。
初めてもらった○○番は、入部したてで何もわからず仕事も忙しく後回しにしてたら、急に試合が入って焦って安全ピンでとりあえず付けていったら心配してくれた先輩母がグラウンドで縫ってくれたな、とか…←
△△番の時はケガしてなかなか試合出れずに悔しい思いしたな、とか…
そしてここ数年の我が家は、
仲間との縁、勝利の縁。
全部繋いでくれますようにと願いを込めながら、縁結びの糸でしっかり手縫い派です。
入部したばっかりの「ほんっとめんどくさいんだから…」とイライラしてた自分に、あと何年かしたら、母もこんなに成長したよ、と教えてあげたいものです^^;
まだ試合の見通しは立ちませんが、早くこの母たちの気持ちがいっぱい詰まった背番号入りのユニフォームを着て、試合をする選手たちが見れますように。
みんなケガなくシーズンを終えることができますように。
そんなことを思いながら年に一度の針仕事、母たちもがんばります。
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